折り方

【折り紙】バレンタインの贈り物にいかが、これぞ『バレンタインハートコマ』折り方

 バレンタインデイ向けに、愛を告白するハートコマを考えてみました。中央に大きなハートを付け、その周囲に、8個の小さなハートを付けたハートコマです。ハートの中には、メッセージが入れられ、愛の告白ができます。

 中央のハートのつまみを指でもって、回してやると、バレンタインハートコマは、回転始めます。回転する状態は、野原を飛んでる蝶のようです。回転が止まったら、ハートを開いてください。中から、愛の告白のメッセージが現れます。

ハートコマは、良く回ります。その動画及び回転画像を、次に示します。

これぞ『バレンタインハートコマ』の画像

これぞ『バレンタインハートコマ』の回転動画

作ってみたハートコマの折り紙は、とにかく、良く回りますし、1歳の赤ん坊でも、回せます。

<<これぞ『バレンタイン-ハートコマ』の折り方>>

『バレンタインハートコマ』第一step基礎折り
『バレンタインハートコマ』第二step外周部と内周部の作製
『バレンタインハートコマ』第三step中央ハートつまみの作製
『バレンタインハートコマ』第四step  組立て

<折り方のポイント>

この折紙は、以前に掲載した、3枚で作るハート折り紙と同じで、三つの部位(内周、外周、つまみ)から、成り立っています。内周、外周部位は、基本的な折り方は、同じなのでその基礎折り方から説明します。

<『バレンタインハートコマ』の基礎折り(第一ステップ)>

第一ステップとして、片面、赤、反対面は緑の折り紙を使用(良い組み合わせがないときは、2枚組み合わせても良い)。図のように折ると、四隅に、紙が重なった構造が作れます。その先、畳折りし、両面赤色になったものを基礎形とします。これを用い、この先の折り紙を進めます。⑦まででも良いのですが、⑦-1-3と対称な形に折り込んでおいた方がコンパクトになります。

<『バレンタインハートコマ』(第二ステップ)外周と内周部作製>

 第二ステップとしては、内外周のハートの作製です。

 基礎形⑨を用いて折っていきますが、外周部位は、四隅の先端山折りし、外側の四隅のポケットに差し込みます(⑩)。その後、図に示すようの折っていけば、四つのハートが出来上がります。⑬で、ハート部の先端をわずかに山折りしておくと、ハートらしくなります。

 内周部位も、基礎形⑨を用いて折っていきますが、一端開き、ハート部を先に折ります。

⑯で、ハートの首の付け根で折り、⑨の折り線に合わせるように、⑰-⑱で四隅を大きく折ります。そして、⑱で、ハートのラインで折り込みます。それで、小さくコンパクトな形に、折ることができます。

外周部と同じく、ハートらしくなるように、ハート部の先端をわずかに山折りして下さい。

 これで、内周部位が、外周部位に、ちょうどハマるような形になります。

<『バレンタインハートコマ』(第三ステップ)中央つまみ作製>

 第三ステップでは、中央ハートつまみ製作を行います。

折り紙は、片面ピンク、反対面は、内外周部と同じ緑を用いました。外周部は、ステップ二の中に固定するために、そのままの大きめのサイズにしますが、ピンクのハート部は、小さめに、なるように折り込みます。

 (25)-(26)、(28)-(29)で、ハートのサイズを小さめに折ります。上辺は、水平になるようにします。(29)以降は、左右のサイズが同じくなるように、合わせながら、折っていきます。(33)-(34)で、ハートの中の段差を半分に折り、ハートを開いたときに中が見えるようにし、そして、ハートの内コーナーを山折りすれば、出来上がりです。

<『バレンタインハートコマ』(第四ステップ)組立て>

各部位が出来上がりましたので、それらを、組合わせます。

 まづ内周部⑲と外周部⑭をはめ込みます。多少、きつめですが、ぴったり嵌ります。

角を、楊枝などを使い、確実に差し込んで下さい。中央ハート部は、楽にはめられるかと思います。これで、完成ですが、ハートの中に、メッセージを書いた紙を入れてください。

あるいは、小さなチョコレートを入れても良いです。

 出来上がりましたら、中央ハート部の左右の羽根を合わせて、それを指で、持ち、ハートコマを回します。良く回ります。蝶が舞っているように、回ります。回転が停止したら、ハートを開いてください。愛のメーセージが現れます。

 バレンタインデイの贈り物として、お使いください。

折り方がこれでは分からないという方もおり、YouTubeにも、投稿しました。そちらも見て下さい。

 折り紙の色は、特に、限定しませんが、ハートなので、赤、ピンク色を用いました。周りの色、模様も、好みに応じて、変えてみてください。

  お子様が、造れば、手先が器用になるとともに、知能の発展にも効果が、あります。

老人がやっても、若返れます。

 若者、成人が、やっても、趣味として、また、暇つぶしに、うってつけですし、マニアになれば、その芸術性があり、奥行きがあります。

<<バレンタインデイの説明>>

 聖バレンタインデイは、2月14日に祝され、世界各国で、恋人たちの愛の誓い日とされている。

 歴史は、古く、ローマ帝国の時代にさかのぼる。故郷に恋人がいる若い兵士は、士気が下がるとのことで婚姻が認められていなかった。聖バレンタインは、それを哀れに思い、非公式に内緒で結婚式を執り行っていた。それが、皇帝に見つかり、何度も勧告を受けたにもかかわらず、止めなかったので、処刑されてしまった。

その記念日が、2月14日です。

 そもそも、2月14日は、古代ローマの神、結婚の女神ルノー等を崇拝する祭り、ルペカリア祭の日で、聖バレンタインはその”いけにえ”として、捧げられた。キリスト教徒は、その日を、聖バレンタインの愛の祝日として祝った。

 聖バレンタインの祝日には、1900年以前から、お祝いに、チョコレートが贈られた。形は、ハート、色は、桃色か赤、味は、果物の味。バレンタインの当日に食べると、幸運を招くという。

  たくさんのハートは、愛の象徴。たくさんのハートを乗せた『バレンタインハートコマを贈って、バレンタインを祝っては、どうだろうか。今年は良い年になりますよ。

ABOUT ME
オリドク
オリドク
 子供時代に折り紙、学生時代に創作折り紙を良くやっていました。会社では、エンジニアで、工学的センスで折り紙をながめていました。定年になり、趣味として折り紙とカメラを再開しました。ユネスコで外人に、市民活動で子供や老人に、折り紙を教えたり、孫と一緒に創作折り紙をします。   折り紙に関する事、手作りで楽しい折り紙、動く折り紙、そして、歴史、創作折り紙、将来の折り紙など、興味深いものを書いていきます。 これからは、折紙の時代です。あなたの人生を変えてみませんか。