一枚の和紙から、はさみを入れ、正方形の端を繋げて、『千羽鶴』を折った、いわゆる『つなぎ折り』は、江戸時代の中ごろから作られていた。
それに、『蝶』もつなげた『蓮鶴―蝶』を、考案し、作成してみた。
色々なバラエティの『蓮鶴―蝶』を造ることができる。
野原に、花が咲いたイメージになります。飾り品、贈呈品として、作ってみては、どうでしょうか。 以下に、折り紙『連鶴-蝶』の写真を示します。


<<連鶴-蝶の折り方>>
単独の鶴及び蝶については、すでに、「人気の伝承折り紙Ⅰ『折り鶴』、『蝶』、『羽ばたく鶴』の折り方」で述べてますので、それを見て下さい。
ここでは、つなぎ折りの仕方について、述べます。
つなぎ折り方の写真を次に示します。
「四羽の蝶が舞う鶴」


「四羽の蝶が舞う鶴」の折り方、つなぎ折りの方法
「四羽の蝶が舞う鶴」


「四羽の蝶が舞う鶴」の折り方、つなぎ折りの方法 折
<つなぎ折りのポイント>
・「四羽の蝶が舞う鶴」は、工程1-6に示す。第一のポイントは、折り紙の切り方にある。折り紙としては、片面が金、裏面が赤の紙を用いた。正方形を半分に切った長方形の紙を用いている。中央に1羽の鶴を配置し、その両サイドに、蝶を配置させている。鶴は、4すみを繋げており、端末3㎜程度を残して、切り込みを入れる。その両サイドにそれぞれ2頭の蝶を配置しており、やはり、端末3㎜程度を残して、切り込みを入れる。蝶のつなぎは、片側の前羽根と尾羽根がつながるため、側面を繋なげた切り込みとなる。
切り込みを入れてしまえば、後は、つなぎ部を切らないように、折るのみです。つなぎ折りの場合、台の上で折ることはできないので、空中で、折る練習をして下さい(工程3)。また、正方形の対角位置および中央位置の折り線は、写真で示すように、入れておいてください。それがあるかないかで、折り易さが変わります。つなぎ部を切らないように折るには、最低限の折り線は、入れておいた方が良い。工程4で完成です。
・「八羽の蝶が舞う双鶴」は、工程7-14に示す。数が増えようと、折り方の基本は、同じです。ここでは、片面水色、裏面ピンク色の正方形の紙を用いました。正方形の下部が、2羽の鶴の配置で、3隅のつなぎがある。蝶のつなぎは、側面を繋げていくので、紙の切り方を注意してください。工程9-11が、つなぎ折りを、空中で、やっている写真です。12-14は、出来上がったつなぎ折りの写真で、背景および配色を変えてます。
また、「連鶴-蝶」の折り方は、YouTubeでも、公開してます。
・「四羽の蝶が舞う鶴」の折り方 【つなぎ折紙】
How to make an Origami-Crane with 4butterflies dancing
・「八羽の蝶が舞う双鶴」の折り方 【つなぎ折紙】
How to make an Origami-Crane-couple with 8 butterflies dancing
以上の表題で、検索して、見てください。

まだまだ、色々な「つなぎ折り」が出来ますので、考えてみて下さい。
