来年は、『平成』最後の年、H31の亥年です。それにちなんで、“いのしし“ イノシシを、折ってみましょう。正月飾りの置物として、折ってみては、如何ですか。
簡単な折り方ですので、お母さんとお子様で、一緒に折って、楽しんで下さい。
イノシシの折り方も色々ありますが、以前の比較的簡単な折り方のものを、一部改良し、「亥」らしいイノシシの折り方を考えてみました。
イノシシは、形が、ブタと似ており、折り紙にしても、ブタじゃないか、と間違えるものも多くあります。イノシシらしい折り紙を作ってみましょう。
イノシシの特徴は、胴に比べ顔、鼻が長く、牙(キバ)があります。その面長な面構えを、造ってやることが、大切です。
造った折り紙イノシシの写真を以下に示します。 さっそく、造ってみましょう!!

<<<折り方>>>

金色/赤の千代紙を用いました。
【折り方の説明】
まず、破線 ―――― : 谷折り、一点鎖線 - - - :山折り
’①を座布団折りし、②となります。②を、ひっくり返し、③を折ります。
③で包み込むように、④のように、折りこむことで、⑤の形となります。
次に、裏面の重なりを拡げることで、⑥となります。 ⑥の破線を谷折りする
ことで、⑦となり、左側の裏面を開くことで、⑧となります。
胴の部分が長いと、ブタのように見えますので、短くするため、⑧の破線で、
谷折りします。⑨の破線で折り、尻尾を作ります。⑩で尻尾を細くするためと、
同時に足の形を整え、⑪の形にします。⑪の中心線で二つ折りにします。
⑫には、⑮までの折り線が書き込まれていますが、まづは、一番右の線で、
山折り、すなわち、頭部を割り込み折りをして、⑬の形となります。
⑬で山折り、折り戻して、頭部を作り、⑭のイノシシ形となります。
先端で、折り返し、牙(キバ)を作ります(⑮)。
頭部の下を、山折りすることで、細顔、ブタでなく、イノシシの面長の顔と
します。下から見たのが、⑯です。⑰で、足周りの形を整えて、⑱完成です。
形が出来上がったら、胴、頭部にふくらみが出るように、形を整え、
また、肩から前足の線を一直線となるように膨らみをもたせると、サイではなく、
イノシシらしい、足の形となります。 また、尻尾も、伸ばして、若干上に挙げると、
ブタではなく、イノシシのしっぽになります。
微妙なところは、工夫して、形を造ってみて下さい。あなたの、イノシシとなります。
イノシシは、どう猛で、怖い動物、日本的な動物ですが、愛らしい感じもします。
イノシシ 亥年の人は、
- と突猛進
- 熱心で、勇気がある
- 一本筋が通っている
- プライドが高く、頑固
- すぐ人を信じてしまうところがあり、騙されることも
- 難事をやり遂げる力がある
イノシシ折り紙を作って、亥年の新年を迎えよう!
